障害年金を受給するということ

障害年金は、病気やけがで働くことや日常生活に支障がある方に支給される国の制度です。

 「病気やけがで働くことや日常生活に支障がある」・・・誰にでも起こりうることだと思いませんか？

障害年金は障害者手帳を持っている障害者のための年金だと誤解している方が多いのですが、実は障害者手帳とは関係なく、誰もが受給者になる可能性のあるもの、誰もが持っている権利です。

治療を受けないといけない状態で働くというのはなかなか困難です。
本来であれば休む必要があるとわかっていてもできず、さらに体調を壊すという負の連鎖に陥ってしまう人達がいます。

病気の不安や恐怖に加えて、経済的な不安、恐怖を負うことになるからです。
 

だからこそ障害年金があります。

ある程度の所得が補償されることによって、治療に専念することも、無理せず自分のペースで働くこともできます。

この、心のゆとりがとても大事です。

繰り返しになりますが、障害年金は福祉ではなく権利です。
年金を生活の糧とするだけではなく、尊厳を持って社会で生きるための手段として活用したいと考えています。

障害年金は要件を満たす限り働きながら受給することも可能です。
無理のない範囲で給与を増やすという生き方を選択できれば、前向きに生きることに繋げることができるのではないでしょうか 。

そのために、まずは困難を先延ばしにする努力をしてみませんか。

当事務所では、誰もが社会で必要とされているという当たり前のことを再認識できる手助けを心がけています。