まずは自分で申請してみて、駄目なら社労士に依頼しようと考える方がおられます。

その場合の注意点をお伝えしておきます。
「提出した書類は全てコピーを取っておく」ということです。

ご自身で申請して不承認になった理由は次のいずれかが考えられます。

1．そもそも認定要件を満たしていなかった。
2．申請に何らかの問題があった。

1であった場合は誰がやっても同じですので諦めるしかありません。

よくあるのが2の場合で、受給に至らなかった何かしらを既に提出してしまい、受給のハードルを上げてしまったという状態です。

 診断書の内容が不十分であった場合、先に提出した診断書を否定して医師に新たに書き直していただくわけですから容易ではありません。
また、自分自身が的外れな訴えを行ったり誤解を生む表現をしているケースでは、その部分をピンポイントで打ち消し、本来するべきであった訴えを行わないといけません。

どのような申請を行ったのかがわかならければ、軌道修正することは難しいということです。

申請した書類を取り寄せることはできなくはありませんが、無駄な労力や経費がかかります。

書類を残しておられたとしても、ハードルが上がってしまっているため、最初からお任せいただく場合に比べて遙かに難易度が高く、お引き受けすること自体難しいことも多々あります。

ご自身で申請して駄目なら社労士にというのは、こうしたリスクをご理解いただいたうえで、必ず書類の全てを控えておくことをお願いします。

※　当事務所では最初から頼りにしてくださるお客様を大事にし、審査請求を含め最後まで責任をもって
　　対応するため、自分で申請した後のご依頼は基本的にはお引き受けしておりおません。