兵庫県明石市の、精神・知的障害申請に強みを持つ障害年金専門社労士事務所です。
明石、神戸、播磨、加古川、高砂、姫路などを中心に活動しております。
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当事務所で申請した案件は、令和6年9月時点で受給率100%となっております。
(※ 本人の訴えに乖離があると医師から連絡があり、中断したものを除く。)
その中から抜粋してお伝えいたします。
納付要件を満たさないと年金事務所から門前払いをくらい、受給を諦めていた案件です。障害者雇用で働いていましたがギリギリの状態で、なんとかならないかとご連絡をいただきました。
確かに納付要件を満たさず、社会的治癒と認められそうな期間(元気になっていたと初診日を一旦リセットする方法)は就労実績がなく、ダメ元でも良いならとお引き受けしました。
年金記録と履歴書を突合させていくと、納付要件を満たさない期間はわずか2ヶ月で、本来なら厚生年金に加入するべきところ、当時の事業主が加入逃れをしていたための未納とわかりました。また、納付猶予を受けても後にきちんと納めたり付加年金に加入するなど、懸命に生きてきたことがうかがえました。
就労していなかった期間もリーマンショック時と重なっており、なんとかしようともがいておられたことがわかる書類が残っていました。
これらのことを踏まえ、当時の就業率などの統計も示して社労士意見書を作成し、社会的治癒を認めていただくことができました。
長期に渡ってご本人もご家族も苦しんでこられ、20歳になるタイミングでお母様からご連絡をいただきました。ご本人は本当に努力を積み重ね、それでも上手くいかないことに傷つき、ご両親はそのことを充分わかって認めておられました。
受給の可能性は間違いなさそうな案件でしたが、年金を受給することによって子の将来が阻まれるのではないかということを心配しておられました。
当方の見立てでは将来的にも年金を受給しながら就労を目指し、両方の収入で生活していくことが現実的でしたのでその旨をお伝えすると伴に、ご本人にも発達特性を受け入れながら生きていくにはまず何をするのが良いかのアドバイスをいたしました。
素直な努力家ですのですぐに実行に移してくれたこと、受給が決定した頃にはB型作業所のお花屋さんで頑張り始めたことなどをお母様からご報告いただきました。
また、受給決定後も年金保険料納付の免除を受けるかどうかのご相談をいただいたので、免除を受けた場合と納付した場合の具体的な納付額、受給予定額などを提示し、私ならどうするかのお話をさせていただきました。
ご自身も年金アドバイザーの最上位級の資格を持つ方でしたが、共済でしたので年金事務所での助言を受けられずご依頼をいただきました。
短い期間のやり取りでも信頼関係を築くことができ、言いにくかったであろう具体的なエピソードも詳細にお話いただけたことで、しっかりした申立書に仕上がったように思います。
また、申立書は診断書作成後に作成する事務所が多いようですが、当事務所では早々に申立書(仮)を作成し、医師にお渡しする参考資料と一緒にご本人にお渡ししているため、受診時にそれを手に医師にしっかり訴えることができたことも効果があったようです。
何人かの社労士と話をしてから決めようと考えていたけど、1人目の当方で即決し大正解だったとのお言葉を頂戴しました。
最初は別の社労士と契約していましたが、色々傷つくことがあり不安定な状態となってしまったと、ご主人からご連絡をいただきました。手続き料が無料であったようですが、更新の度に自動契約となる文言が契約書に記載されていることがわかったこともあり、契約を解除され、当方でやり直しをすることになりました。
メンタルがかなり不安定になっていたため、ご本人の納得感を第一にして診断書の細かい部分まで入念にチェックし、医師にも無理をお願いして文言の修正をしていただきました。
業務を超えて様々なご相談を受けましたが最後まで寄り添うことができたようで、それ以上の感謝の言葉を頂戴しました。
当初は雇用保険が受給できないかと奥様がご相談に来られたのですが、お話をお伺いしすぐに障害年金の申請をするよう勧めました。ところが医師から対象にならないと聞かされていたとのことで、そんなはずはないと社労士が言っていると医師に伝えてもらいました。
初診日に罹った病院が廃院していたため、過去分の診断書はどうにもならず遡及での受給はできませんでしたが、健保組合から当時のレセプトを取り寄せることができ、初診日の証明書類の代わりとして認めていただけたため、事後重症での決定となりました。
当初、うつ病は障害年金の対象にはならないと医師から聞かされていた案件です。
そのような事実はない旨をお話しても、今度は年金を受給することが就労阻害になると言われ、あまり協力的ではないことが明らかでした。
診断書は書いていただけたものの、ご本人の訴えと医師の診断書の内容があまりにも乖離しており、到底受給できるような内容ではなく、年金事務所でもこれでは無理だと言われたくらい絶望的なものでした。
診断書の書き方に誠意が感じられなかったこともあり、当方にとってはあまりよろしくはないのですが医師の対応についての補足説明を作成いたしました。
転医すべきかを相談されましたので、再申請を視野に入れて選択肢の1つにしても良いだろうと助言しましたが、なんとか3級で受給できました。
奥様からご依頼いただいた案件でした。
ご自身で作成された申立書を拝見させていただきましたが、これでは受給できないと考え、一から作成し直しました。申立書は診断書ではほとんど記載されることのない日常の様子を訴える唯一の手段となるため、当事務所では事務的な記載にならないよう、その人にしかわからないエピソードを盛り込みながら作成していきます。
また、ご本人は体調が悪く面談することができませんでしたが、正社員として働きながら看護も担っておられる奥様にもお疲れのご様子が窺えましたので、奥様とも面談は最初の1回のみ、あとはメールや電話で仕上げていきました。
乳癌からの2次癌で急性骨髄性白血病を発症された、非情に希なケースでした。
等級要件は満たしていそうでしたが、白血病の発症からはまだ1年6ヶ月が経過していない状態でした。
しかしながら、骨髄移植が出来なければ受給までに命が持たないかもしれないほどの重篤な状態であったため、先発傷病の乳癌を初診日にして申請できないかとのご相談でした。
医師からは2次癌以外考えられないと聞かされていたため、診断書にもその旨を明記していただくよう文書でお願いしたものの、「乳癌治療と白血病の発症に相当因果関係が認められると判断している」との記載にとどまりました。
乳癌と白血病の因果関係を認めていただけない限り受給はできないため、やや弱いと考えました。
そこで医学論文で何かないか探したところ、「乳癌治療後に急性前骨髄性白血病として発症した治療関連骨髄性腫瘍の一例」というレアケースだからこその症例報告を見つけることができ、補足資料として添付し受給にこぎつけました。
総合病院の相談室で年金受給は不可能と言われた案件です。
確かに主訴の間質性肺炎では3級に満たない状態でした。しかしながら、長年のステロイド治療によって末梢神経性の感覚麻痺が全身に起きており、就労してはいましたがかなり無理をしているのは明らかでした。
そこで、呼吸器疾患の診断書ではなく、肢体の診断書を使用して申請することにしました。
肢体での診断書が書ける専門医に依頼するのがベストでしたが、呼吸器の主治医に書いてもらいたいというご本人の強いご要望を受け、厚生労働省が出している記載例や注意点を添付のうえ、主治医に無理を言って作成していただきました。
2級で決定され、主治医にはご本人の絶大なる信頼をお伝えする礼状を郵送させていただきました。
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