代表者ごあいさつ

【保有資格】

　社会保険労務士
　精神・発達障害者しごとサポーター
　認定ハラスメント相談員I種
　両立支援コーディネーター
　健康経営アドバイザー
　年金アドバイザー

【主な実績】

　神戸学院大学　非常勤講師
　ハラスメント対策総合支援専門家（厚労省委託）
　女性活躍推進アドバイザー（厚労省委託）
　職務評価コンサルタント（厚労省委託）
　働き方改革派遣専門家
　東京都新型コロナ休業等支援事業派遣専門家

 

 【ごあいさつ】

当事務所のホームページへお越しいただき、ありがとうございます。
代表の藤原千秋です。
私自身のお話をさせてください。

大学卒業後、大手組織の管理部門で約１５年実務を経験いたしました。

子どもには血管の持病があり、体が弱く死なせてしまうのではないかと、まともに寝ない日々を５～６年過ごしました。

夫が転勤族で、子どもが３歳になるまでに３回引っ越しをしました。
居場所がなく、毎日スーパーに通って時間を潰していました。レジ打ちのおばちゃんが眩しく、自分は社会のクズだと本気で思うようになっていました。

 

病気の子を抱えながら社会にもう一度復帰するにはどうしたら良いかを考え、時間を拘束されない自営業を目指しました。

自分の年齢からだと資格だけではダメ、実務経験が必要だと考え、勤務時代の経験が生かせる社労士になると決めました。

社労士になるのは正直そんなに苦労しませんでした。

２５００時間勉強しましたが、「勉強する」は自分に対する言い訳になり、自分の時間を持つことへの罪悪感をぬぐえる、楽しいだけの時間でした。

それよりも、もう無理だと自分にかけた制約を打ち破り、もう一度復帰することの方がはるかに大変でした。
自分は社会のくずだと本気で思っていたからです。

一度社会からはじかれた者が最初の１歩を踏み出す恐怖は、後のどんな仕事の緊張にも勝るものでした。

 

社労士事務所で勤務した後、厚生労働省の女性活躍推進アドバイザーに合格しました。
当時、全国で40名の狭き門でしたが、これ以上はないと思えるくらいに勉強しました。
あとは絶対にもう一度社会に復帰するという熱意が、女性活躍のテーマに合致していたのではないかと思います。

ブランクがあった分緊張の連続でしたが、ど根性だけで乗り越えていきました。

 

しばらくすると、血管に疾患を抱えていた子どもに先天的な心疾患もあることがわかりました。造影剤、カテーテルと経て国立成育医療研究センターで心臓外科手術を受けました。

ようやく落ち着いたと思ったら、今度は子どもが不登校になり、学校への適応障害と診断されました。
その時発達障害であることも判明しました。（娘の了承を得て紹介しております。）

娘と2人で引きこもり、そのタイミングで離婚し、母一人子一人で東京から明石に転居しました。

 

メンタルはギリギリでしたが、こうした状況でもなんとか踏ん張れたのは、周囲の助けのお陰と運が良かったからだとしか思えません。

対象者はもう十分に傷ついている。
ギリギリのところで立っている。
不登校であった子に投げかけられた言葉「たったそれだけのこと」であっても、そうした人達にとってはとどめとなる場合もある。

こうしたことを学べたように思います。

 

この経験から、それまで主だった中小企業関連の業務から、個人に寄り添える社労士になろうと、それまでのキャリアは全部白紙に戻し、副業の位置づけであった年金に専念することに決めました。

そして気づいたのは、私には障害年金の仕事の方がやりがいがあり、向いているということでした。
お客様とのやりとりは楽しく、喜びの声が直に届きます。
診断書を作成していただいた医師から直接お電話をいただき、患者様をご紹介していただいた時には、手前味噌ながらこの仕事は天職ではないかと思いました。

受給率も100％です（2024年1月現在）。

 

障害年金を受給しようとされる方やその家族は、社会からはじかれてしまった疎外感を抱いている方が多いように見受けられます。

そうした状況で辛い思いをしているあなたの気持ちに寄り添いたいと思っています。

 

「社会とつながる」ことを諦めない、その手助けができないかと思っています。

 

 

【事務所名の由来】

ワークパートナーゆう社労士事務所

「ゆう」は漢字で「結」と書きます。
娘の名前の１字を取りました。

人との結びつきを感じさせるいい字だと思いますので、娘の了承を得て拝借しました。
（喜んでいました。）

ひらがなにしたのは単に字画の問題ですが、「あなた」のパートナーの意味にもなっていいかと思いました。

字画で占うと・・・

「力強い先導力」
「温和な美徳」
「知識・勇気・仁義」
「強い意志」
「地に足」

となる最強の屋号です。